スレートの古い工場をリフォームする

間接固定工法のメリット

労働環境の向上

新たな屋根材は二重になるため、雨漏りを防ぐ、そして断熱性能向上という点でひじょうに効果的です。断熱性能がアップすることで、工場内の労働環境も向上します。
 

工期短縮

既存の屋根材を撤去する工法と比べると、工期を短縮することができます。
 

ラインを止める必要なし

間接固定工法では、屋根のカバー作業中でも、屋内では通常通りのルーティーンで操業可能です。
 

産業廃棄物ゼロ

既存の屋根を下ろすことがないので廃棄物が出ません。
 

屋根改修後のメンテナンス性がアップ

既存のスレート屋根の上は歩くことができませんでしたが、間接固定工法により改修された屋根の上は歩くことが可能です。そのためメンテナンスがひじょうに楽になります。
 
  • きれいな外観
単純なことですが、新しい屋根材は従来のものよりも美しい外観になります。劣化した屋根材は、建物の安全という点でも問題がありますが、当然、外観も良くありません。企業イメージと言った部分でも見栄えする工場の外観は大切でしょう。
 
  • さまざまなオプションを設置することでエコな工場に
間接固定工法では、エコな機能を追加することのできる、さまざまなオプションが用意されています。たとえば屋根のトップに取り付ける「トップライト(天窓)」で工場内の明るさを作業可能な状態に保つことが可能になります。また、断熱効果のある素材を追加し、より断熱性能の高い工場内空間を実現することも可能です。これらは電気代の削減に大きく貢献します。
 
  • スレート屋根の古い工場を美しく
建設から長い時間が経過した工場。スレート屋根は経年劣化で「ズレ」や「さび」などが発生し、葺き替えを真剣に検討しなければならない場合も多く見受けられます。
 
ただ、多くの経営者様にとって、工場の操業を停止するということは一大事です。「旧屋根材の完全撤去」、もしくはカバー工法であっても「直接固定工法」が従来のやり方でしたが、どちらも工場内に粉塵等が落下する可能性があるため、ラインの操業を止める必要がありました。
 
「間接固定工法」では、金属下地を使用し、さらに旧屋根材への穴開け作業も必要がないため、ラインの操業を、改修作業中も続けることができるというメリットがあります。また、「間接固定工法」により生まれるメリットは、「屋内労働環境の充実」「電気代の削減」、そして「産廃が出ない」という、環境に優しいと言う側面を持っています。「間接固定工法」は、新しい時代に求められる技術であることに疑いの余地はありません。